Aiartyはどこの国の会社?安全性を調べてから実際に入れてみた

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Aiarty Image Enhancerを使ってみようと思ったとき、最初に引っかかったのが開発元でした。

聞いたことのない名前だったので色々調べてみたところ、「安全です」と書いている記事が大量に出てきました。

それはそれで安心材料なのですが、読んでいるうちに別のことが気になりはじめました。

Aiartyはどこの国の会社?

中国です。四川省成都市にあるChengdu Digiarty Software, Inc.が開発しています。

公式サイトの会社概要に情報が載っていました。

項目 内容
会社名 Chengdu Digiarty Software, Inc.
所在地 中国 四川省 成都市
設立 2006年6月22日
代表者 Jack Han
資本金 50万RMB(約800万円)
従業員数 101人(2021年10月現在)

設立から20年近く経っている会社です。突然出てきた無名の開発元ではありません。

実は昔から名前を見ている会社かもしれない

社名にピンとこなくても、製品名を見ると印象が変わるかもしれません。

  • WinX DVD Ripper
  • VideoProc
  • WinX MediaTrans
  • 5KPlayer

DVDや動画変換のフリーソフトを探したことがある人なら、どれかは目にしているのではないでしょうか。

公式の沿革によると、2006年から2013年はDVDのバックアップ製品、2014年以降はマルチメディアのソフトウェア開発、2022年からAI技術に着手して、2024年にAiartyをリリースしたという流れです。

「安全です」と書いている記事が多い理由

ここからが本題です。

Aiartyの安全性を検索すると、「安全に使えます」「マルウェアの心配はありません」という記事がずらりと並びます。数が多いので、それだけで安心してしまいそうになります。

ただ、公式サイトの会社概要ページを読んでいて、こういう記述を見つけました。

アフィリエイト
最大限65%の収益が得られるアフィリエイトプログラム

報酬率が最大65%。これはソフトウェアのアフィリエイトとしてはかなり高い部類です。

つまり、Aiartyを紹介する記事を書く動機が十分にある状態だということです。実際、検索上位の記事の多くには広告リンクが貼られています。

念のため書いておくと、この記事にも広告リンクを貼らせていただいています。(ちゃっかり)

ただ、そのうえで言いたいのは、「安全と書かれている記事の数」は安全性の根拠にならないということです。書き手に紹介する理由があるなら、当然そういう記事が増えます。

では、何を見て判断するか

他人の評価ではなく、確認できる事実を並べてみます。

会社の実績

2006年設立で20年近く、複数の製品を出し続けています。従業員101人という規模も、公式に開示されています。

実態のない会社が20年続くのは考えにくいので、少なくとも「存在しない会社」ではありません。

処理がローカルで完結する設計

公式の説明では、画像処理はパソコンの中だけで行われ、サーバーに送信されることはないとされています。

この設計が事実なら、画像データが外部に流出するリスクは構造的に小さくなります。クラウド型のサービスとはここが違います。

インストーラーの署名

公式サイトから配布されているインストーラーにはデジタル署名がついています。これは「配布元が確かにその会社である」ことをOSが確認できる仕組みで、素性の怪しいソフトには通常ありません。

第三者による評価

海外のレビューサイトTrustpilotでの評価は5点満点で3.8〜3.9点ほど(約400件)。

低評価の内容を読むと、サブスクリプションの解約対応など商習慣への不満が中心でした。ウイルスやマルウェアに関する指摘は見当たりませんでした。

実際に入れてみた

ここまで調べたうえで、M1 MacBookに無料版をインストールしました。

公式サイトからダウンロードして、通常のアプリと同じ手順でインストールしました。セキュリティ警告が出ることもなく、不審な挙動もありませんでした。

画像を1枚処理して書き出すところまでやりましたが、特に問題はなかったです。

ただ、無料版には書き出しに大きな制限があることが分かりました。この点は別の記事に詳しく書いています。

それでも気をつけたいこと

調べて、実際に使ってみて、私は「使っても問題ない」と判断しました。ただし、いくつか守っていることがあります。

ダウンロードは必ず公式サイトから行なってください。「無料ダウンロード」を掲げている配布サイト経由は避けます。

仕事で預かった素材は使わない。ローカル処理と説明されていても、クライアントから預かったデータを外部ツールに通すのは、契約上の問題になり得ます。

使わなくなったらアンインストールする。放置しているソフトが増えると、更新も追えなくなるためです。

よくある質問

Aiartyはどこの国の会社ですか?

中国です。四川省成都市のChengdu Digiarty Software, Inc.が開発しています。2006年設立で、WinX DVD RipperやVideoProcなどの製品でも知られています。

Aiartyは安全に使えますか?

公式サイトからダウンロードする限り、インストーラーには署名がついており、処理もローカルで完結する設計とされています。私が使った範囲では不審な挙動はありませんでした。ただし機密性の高い素材の使用は避けたほうが無難です。

画像は外部に送信されますか?

公式の説明では、処理はパソコン内で完結し、サーバーにアップロードされることはないとされています。

「安全」と書かれた記事が多いのはなぜですか?

公式サイトによると、最大65%の報酬が得られるアフィリエイトプログラムがあります。紹介する動機がある人が多いため、そうした記事が増えていると考えられます。記事の数は安全性の根拠にはなりません。

無料版はありますか?

あります。ただし書き出すと透かし入りの比較画像になるため、加工後の画像を単体で保存することはできません。

まとめ

Aiartyの開発元は中国・成都のDigiarty Software。2006年設立で、20年近くマルチメディアソフトを作っている会社でした。

安全性については、会社の実績、ローカル処理の設計、インストーラーの署名、第三者評価を確認したうえで、実際に使ってみて問題は起きていません。

ただ、調べていて印象に残ったのは、「安全です」と書いている記事の多さのほうでした。報酬率65%のアフィリエイトプログラムがあると知ってから見ると、記事が多い理由も分かります。

数を信じるのではなく、確認できる事実を見て判断する。ソフトを入れるときは、それくらいの慎重さがあってもいいと思います。

画像高画質化AIツール【Aiarty Image Enhancer】

実際の使用感や各機能の検証は、別の記事にまとめています。

※本記事は2026年8月時点で公式サイトを確認した内容です。会社情報や仕様は変更される可能性があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。