AIに画像の代替テキストを書かせる前に|説明する内容と省く内容

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画像の代替テキストをAIに考えてもらうときは、画像だけでなく「本文で何を伝えるための画像か」も渡します。見た目を細かく説明することと、読者が必要な情報を受け取れることは、同じではありません。

代替テキストは、画像を見られない場面で内容や役割を伝えるための文章です。検索語を並べる欄と考えると、説明がかえって分かりにくくなります。今回はW3Cの判断フローを参照し、説明用の3例を整理しました。読み上げソフトでの実機試験をした記事ではありません。

画像の目的を先に決める

操作の結果を伝えるスクリーンショットなのか、比較結果の図なのか、単なる飾りなのかを分けます。同じ画像でも、周辺の本文ですでに説明している内容によって、必要な代替テキストは変わります。

説明用の画像 候補の考え方
保存後に表が表示された画面 画面全体の色より、確認できた結果を説明
比較グラフ 何の比較かを短く伝え、数値は本文や表にも置く
本文に意味を加えない飾り線 装飾として空のaltを検討

画像だけがリンクになっている場合は、リンク先や操作が分かる説明が必要です。空のaltにする判断は、画像が担っている情報を別の場所で受け取れるかも含めて考えます。

AIへ渡す指示を具体的にする

例えば「ブログ画像のaltを書いて」だけでは、記事の目的が伝わりません。「本文はMarkdownからHTMLへの変換を説明している。画像では見出しと2列の表が表示されている。成功した結果が分かる短い代替テキストを提案し、画面にない情報を加えない」と条件を示せます。

候補の一例は「HTMLで保存した下書きに、見出しと2列の表が表示された画面」です。これは説明用の文章で、AI製品へ入力して評価した出力ではありません。使うときは本当にその内容が画像に写っているかを目で確かめます。

長いグラフの説明は本文へ分ける

すべての数値をaltへ押し込むと、文章が長くなります。比較の条件や数値は本文の表にも置き、altではどの図かを示す方法があります。画像が読めなくても判断材料へたどり着ける構成を優先します。

「高画質で素晴らしい結果」といった評価を足す必要もありません。何が写り、何を確かめたかを述べるほうが、検証と感想を分けられます。画像の改善例を使うなら、圧縮時の画質確認のように条件も本文へ残します。

入力後は記事側の画像も確認する

メディアの説明欄へ入力しただけで終えず、対象の記事で設定されている代替テキストを確認します。保存済みの画像ブロックとメディア側の情報が、常に同じように更新されるとは決めつけないほうがよいからです。

少数の画像なら、標準の編集画面で1枚ずつ確認するところから始められます。有料の自動生成を検討する場合も、文章を採用する基準が必要です。今回の判断例は全ケースを網羅せず、掲載の文脈によって書き分けるための出発点です。

資料確認日:2026年10月28日。参考資料1。